コラム:仕事のモチベーション問題

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去年の今頃も実は同じようなコラムを書いたのですが、弊社コラムの中でも5月の連休前後で圧倒的にアクセス数が伸びるコラムがあります。それが「コラム:仕事のモチベーション」です。

こちらのアクセス推移グラフは、「コラム:仕事のモチベーション」の5月連休前後の動きですが、2016年と2017年で驚くほど似たような動きしていますね。ちなみに、2015年もこの「コラム:仕事のモチベーション」のアクセス数は似たような動きをしています。

普通に考えて、上司や先輩社員がこの時期に「仕事のモチベーション」でネット検索するか?というとあまり大きな動きは考えにくいので、やはり若手、特に新入社員による動きと想定するのが妥当でしょう。4月に入社して気が付けば1カ月が終わり、ホッと行きつく5月の連休。友人や家族と会って、働くことや職場についていろいろな話をし、いろいろと考えるのが新入社員のこの時期の特徴です。そして、それらを踏まえての連休明け。各種研修もひと段落していよいよ本格的にビジネスパーソンとして歩き出すにあたって、どうやって仕事のモチベーションを維持しようか?上げていこうか?もしかしたら、どうにも仕事へのモチベーションが上がらずに途方に暮れてネット検索している人もいるでしょう。それが、この「コラム:仕事のモチベーション」の驚くほど例年シンクロする推移にあらわれているのだと思います。

上司の皆さんに向けては昨年のこの時期に同じようなことをFacebookページにてコラム【ミニコラム◆GW明けの新人】⇒<詳細はこちら>としてに書いてみてますから、是非こちらを参考にしてみてください。

今年は、実際にこの「コラム:仕事のモチベーション」にアクセスしてくれているであろう新入社員、若手社員の皆さん向けに少し書いてみたいと思います。仕事のモチベーションの上げ方についてのヒントは以前のコラムにも既に書いていますから、今回は視点を変えて、仕事のモチベーションに不安や悩みを抱えているであろう方へのメッセージです。

これは、若いビジネスパーソンと数多く接してきた経験値からの話しでもあるのですが、入社して初めての連休明けのこの時期の新入社員から聞いた不安、悩みで多かったものが「5月以降、仕事を進めるにあたり、仕事のモチベーションが上がらない」ということです。そして、仕事のモチベーションが上がらずに、むしろ低下・停滞している状態で働くことへの不安、仕事のモチベーションを上げたいけれどどうしてよいかわからないという悩みがその背景にはあります。

ところが、ここまでの自覚はあるけれど、例えばヤル気満々の同期に「自分は仕事のモチベーションが上がらない」なんてことは言えないし、ましてや上司や先輩にもそんなことは言えない、言ってはいけないという思い込みが、不安や悩みの解消を妨げている人が少なくありません。働き始めて1カ月でそんな弱音みたいなことを周囲に漏らしたくないという気持ちもあるでしょう。この弱音を吐きたくないという気持ちは、これから本格的に働くことへの気概が感じられて、基本的に私は良い事だとは思います。でも、本来、もっと大事にすべきことは、弱音を飲み込むことではなく、悩みや不安を取り除いて少しでも気持ち良く仕事に取り組める状態になることなのです。そこに異論はないでしょう?

では、その為にどうするのが良いかと言えば、仕事へのモチベーションが上がらないということをダメな事だとか恥ずかしい事だと思わず、素直に上司や先輩に話を聞いてもらうのが一番だと私は考えています。何故なら、それって実は多くの人が通る道、つまり、上司や先輩にも身に覚えのある話だからなのです。「そんなものは気合で何とかしろ」と雑な励ましをされるとちょっと困ってしまいますが、多くの上司や先輩は、自分の体験談やアドバイスをしてくれると思いますよ。そして、何よりも、あなたがそういう状態だということを知っておいてもらう事にも意味があります。上司や先輩にとって、この時期の新入社員が今どういう状態か?何を考えているか?は、大いなる関心事であり、それを素直に打ち明けてくれることはむしろ助かる事の方が多いのです。今の状態がわかれば、それを元にした指導やアプローチができますからね。

この時期の新人に対しては、上司や先輩は期待もしていますが、反面、いろいろと出来ない事があったり不安が悩みが多いことは織り込み済みで皆さんと接しています。ですから、過度に上手くやろうと思いすぎたり、うまくいかない事や出来ない事を強がったり恥ずかしがったりして内に溜め込まず、素直に打ち明けてサポートしてもらうことが、新入社員の初期を乗り切っていくコツです。本コラム冒頭のグラフをもう一度見てください。あなたと同じような悩みや不安をもった人はこの時期たくさんいるので過度に不安に思わないでください。大事なのは、悩みや不安を解消するための一歩を正しく踏み出す事です。

 【組織営業総研】 代 表:御 供 田 省 吾
組織営業総研 代表 御供田省吾 営業力強化 人材育成コンサルタント 管理職育成、営業力強化、人材育成コンサルタント。 元(株)キーエンス エリア営業責任者~HOME'S営業Unit長。延べ数百名をマネジメントしてきた豊富な現場経験を元にしたノウハウで経営者と管理職、若手の気持ちがわかるコンサルタントとして企業を支援中。詳細はコチラ。

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